時は金なり、人生はサーカスなり

医療職だったライター、副業で生きてる 徒然なる本音をずらり

堀江貴文の「本音で生きる」を読んで心を清々しく折られた話

 

 

 

こんにちは、白嶋です。

 

楽天で「属さない勇気」を注文してから早2日経ちました。
昨日Amazonで注文した「本音で生きる」の方が先に到着したので、こちらを今日は読みました。

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堀江貴文 本音で生きる

この本の帯には、キングコング西野さんの言葉ありますが、この言葉の意味は本書を読み進めていく中でどんどんわかっていくような言葉でした。

堀江さんの意見は常にフラットだ。
何かと理由をつけて行動しない人に読んで欲しい。

(本音で生きる 帯より引用)

 

やはり最初の書き出しに、私の目頭は熱くなった

本書の書き出しにこんな一文があります。

僕はいつも自分の考えることに対して正直でいたつもりだ。
やりたいことはやりたいと言うし、相手の考えが違うと思ったら「僕は違うと思う」と伝える。僕が収監されたのも、やっていないことに対して「自分がやりました」と言わなかったためで、それについてももう過去のことだと思っている。
不器用なやり方だったのかもしれないが、後悔することはない。これからも、中途半端に生きるつもりは、まったくない。

(本文より引用)

なんだか、言葉が出ませんでした。

堀江さんが会社を起業して、刑務所に入って、という世間がわかっている事実というのは、「中途半端に生きてこなかった証」なのだと思いました。
だからきっと、堀江さんから見た私を含めた他の一般的な人たちのことは、「中途半端な生き方」に見えているのかもしれません。

でも、私がここまで堀江さんに惹かれているのは、
きっと誰も傷つけないで背中を押そうとしてくれている優しさが伝わるからだと思います。

 

 

セミドライ、という言葉がぴったりな堀江貴文さん

堀江さんがよく言っている言葉の一つは、

他人のことは放っておけ。

 

あなたは、一緒にいて嬉しくもない人にまで好かれようとしていないだろうか。

(中略)

ベストセラーになった『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著、ダイヤモンド社)を読んだだろうか。この本は、一般向けにアドラー心理学を紹介した本だが、同書には人間関係においても優れた洞察が書かれている。

「『他人の期待を満たす』ような生き方をやめること」
「自分の課題と他人の課題を分ける」こと。

誰かがあなたについてどう思おうが、それは自分の問題ではなく、相手の問題だ。他人が誰を嫌おうと、何を考えようと、それはあなたの人生にはかかわりのないことだ。
一刻も早くそれに気づいて「放っておく」こと。

(本文より引用)

堀江さんの言葉はいつもシンプルで的確だと思います。

そして何より惹かれるのは、「読者である私(僕)に向けられた思いやり」のように思えるのです。

 

堀江さんの本には暖かさや優しさを感じます。
だって、堀江さんが当たり前のようにできていることが、みんなできていない。
きっとたくさんの相談を受け、その中で「どうしてそんなこともできないんだ?」と思う事だって山ほどあるのでしょうが…。

丁寧なのです。
「僕はこうしているよ」「僕はこう思っているよ」
「あなたはこう思うんだね」

 

否定でもなく、かといって自分のすべてや相手のすべてを肯定するわけでもない。
読んでいてとても心地が良い。そんな感覚が、堀江さんの本には共通しているような気がします。

だから、以前まで私の中での堀江貴文像だった「冷めきっていてドライそう」というイメージは一転して、「セミドライな方」という印象に変わりました。

 

 

グサグサと刺さる堀江さんの言葉と切り返し

この本には、「言われてしまうと当たり前のことだけど、みんなわかっているフリ見て見ぬフリをしていること」が思う存分に書いてあるというのが特徴だと思います。

本書の背表紙に、こんな言葉が書かれています。

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こういう謳い文句、いろーんな本でも見かけますよね。
私は今「堀江貴文」という人間に興味を持ち、ハマっているのでこの本を購入しましたが、たぶん本屋さんで見かけていても手には取らなかったと思います(;´・ω・)

 

でも、読み終えてこの背表紙の言葉を見ると、堀江さんの言葉がありありと脳内によみがえってきます。

堀江さんの言葉はあまりに率直で、世間がすぐに思いつく「でも…」「だから…」「才能もお金も時間もないし…」という言葉を、片っ端から折っていってくれます!

 

私もその一人です。
この本を読んで、堀江さんが用意した“みんなが口にする言い訳”というものほとんどが当てはまり、見事に心をへし折られました(笑)

でも、それって全然嫌じゃなかった。
むしろ、心を折られて清々しい気持ちになったのは、初めてでした。

 

本書の中で、「堀江さんはもともとの天才じゃない」ということが痛いくらいわかった章がありました。
彼はそのことを淡々と表現していましたが、それって一般の私たちからすると「並大抵の苦労じゃない」ということだけはわかったんです。

私は以前、このブログ更新やクラウドソーシングの仕事を効率的にするべく、『PDCAノート』という本を読んで、今も継続してノートを書き続けています。 

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 本音で生きる、の中でもPDCAの話がありましたが、堀江さんは「トライ&エラー」を人が想像する以上にしてきて、その際にPDCAをしっかり回していたから、今の堀江貴文があるのだと思います。

 

仕事だけじゃない、自分自身にもPDCAサイクルを回すことで、堀江さんは常に最適化状態。
そして今までの経験や知識、人脈などもあって、今こうしていらっしゃるのだなぁと実感しました( ;∀;)

 

 

1つ1つの本から学ぶところがありすぎて、感服

「堀江貴文はすごい人」というぼんやりとしたイメージから、私の中で確かに何がすごいのか・どうして堀江さんはあのようなスタイルを貫けているのか、という謎が読み解けてきているような気がします。

どんなに逆立ちしても、どんなに地球がひっくり返っても、堀江貴文さんにはなれませんが、「彼から学んだ良いところを取り入れた自分」にはなれます。

 

私は今、非常にワクワクしている。

それは、自分にとって道しるべのような言葉や生き方、考え方が見つかりつつあるからだ。

社会に感じていた違和感をぶった切ってくれて、言語化してくれている人を見つけた。

 

とても楽しい。堀江さんの書いている本に出会ってから、私の頭や心はいつもそればかり考えているんです。
自分が今やりたいことはなんだろう?そうやって自分に尋ねたのは、実に何年ぶりだろうか。

この堀江さんとの出会いが私の人生にとって大きな意味になるかもしれないし、飽き性の自分は明日には違うものにハマっているのかもしれないけど、それでもこのワクワクしている時間をこの年齢で過ごせていることが、とても嬉しい。

 

今日も明日も読み続けよう。サルのようにハマろう。

もし、自分の目の前に道しるべが無くて、日々変化のない日常に立ち止まっているような人がいるのなら、私は一度堀江さんの本を読むことをオススメすると思う。

 

 

では、閲覧ありがとうございました!