時は金なり、人生はサーカスなり

医療職だったライター、副業で生きてる 徒然なる本音をずらり

堀江貴文の「属さない勇気」を読んで、私も属さない決意ができた話

 

 

こんにちは、白嶋です。

 

今日は、堀江貴文さんの「属さない勇気」を読了しました。
私は前々から申し上げているように、「漫画でわかる〇〇〇!」というシリーズがなかなか苦手なのですが、今回の本も私の中でベストセラーとなりました…!!

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属さない勇気 著:堀江貴文

そして、この属さない勇気は、今まで読んできたどの堀江さんの本よりも「私自身の中に思うこと」「伝えたくてたまらないこと」がつまっていたので、数回に分けた記事になるかもしれません( ˘ω˘ )

この本の登場人物には、今の日本で働きながら悩んでいる若い女性と、堀江さんをモチーフにした「ホリー」という人物などが登場します。
私は、このホリーが発する言葉に幾度となくしびれました(*´▽`*)

 

 

帯に書かれている『「働き方改革」などいらない!』という言葉

まず私が一番最初に目についたのは、「働き方改革などいらない!」という強い言葉でした。

皆さんは政府が提唱する働き方改革について、どんなことを思っていましたか??

私はこのブログを始めたばかりの時、目についたYahooニュースに思うことを素直に記事にしていましたが、その中に「プレミアムフライデー」について思ったことを書いていました。

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働き方改革って本当に必要なのかな?それって、この先老人ばかりになっていく今の日本の生産性が高まっていくことになるのかな?

そう思っていました。
そして、「他に何か良い手はないのか、良い考えはないのか」そう模索していました。

 

しかし、本書ではその「働き方改革がいらない理由」についてきっぱり述べられていたのです!!

「そもそも政府の掲げる「働き方改革」とは…労働人口の減少している現代日本における労働力不足の解消に向けた取り組みにすぎない。」
「長時間労働の解消。正社員と非正規の格差是正。高齢者の就労促進…。」

「果たしてそんな改革に税金を投入する必要があるのだろうか。」

「働き方とは働き手が自分の意志で決めればいいだけのことだ!生き方や考え方を自分自身で改革すればいいだけの問題だ!」

(本文より引用)

堀江さんはこのことを、「生き方改革」と呼んでいます。

物語の中ではすぐさま「そんなこと簡単にできるはずない」と周囲の人間がこぼしています。
堀江さんの考え方は、今の日本人には想像しづらい突飛な考えに聞こえるのでしょう(私にもそう聞こえる部分があります)。

 

しかし堀江さんは、この本に始まりにこんな一文を残しています。

変わりゆく時代に適応するために、“あなた自身が、あなた自身のために行う改革”の一助となれば幸いだ。

(本文より引用)

私は、確信しました。

ああやはりこの人は、自分の利益だけの追求ではなく、本当にこの先の未来が変わっていくということを肌で感じ取っていて、それを政府やメディアに流されず真っ直ぐに伝えていこうとしている人なのだと。 

 きっとこの考えに通ずるのは、「99%の会社はいらない」という著書になると思います。

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本書に載っている「生き方改革のすすめ」について

目次には載っていませんが、本書を読み進めていくうちに、生き方改革に必要な以下の項目が出てきます。

  1. ライブ体験より著書を読む努力
  2. 真面目は危険。義務教育を疑え
  3. 他人と比較せず好きなことをやる
  4. 「褒められたい」という雑念を抱かない
  5. 裏切られても恨まずに忘れる
  6. プライドを捨て最強のバカになる

 

この項目だけ見ても、あんまりピンときませんよね?
でも、これらの項目について一つ一つ丁寧に漫画を用いてひも解いているのが、「属さない勇気」の本領を発揮する場所なんです!

皆さんは、ぼんやりとでもこのような疑問は抱いたことありませんか?

  • なぜみんな相談したように、20代半ば~30代にかけて結婚・出産して、何千万というお金を借りてマイホームを買うのか??
  • 「毎日のサービス残業」「ブラック企業認定会社」なんて言葉が飛び交う世の中がなくならないのか?みんなが一斉にブラック企業を辞めたら済むのではないか?
  • なぜみんな「辛い」「つまらない」と思いながらも、溢れるほどある仕事に転職せず、会社を辞めることができないのか?
世界情勢は日々変わり、経済の流れや生活の便利さもどんどん上がっているのに、なぜ日本の労働環境はこんなにも変わっていかないのか??
こんな大した変化も見られない流れで、税金を使った「働き方改革」なんて意味があるのか??
 
属さない勇気に登場する主人公は、本当にありふれた現代の社会人を象徴しています。
だからでしょうか、登場人物が納得いかない疑問やホリーの考えに理解していくスピードが、とても心地よいテンポでわかりやすいのです(*´ω`*)
 
 

この本で、納得いかない部分は一つもなかった

私はそう言い切れます。
堀江さんの現在のライフスタイルや思考回路はすべて真似できるものではないですが、堀江さんの提唱する「属さないという勇気」には大いに共感しましたし、真似をしたいと思いました。

属さない、と言っても誰とも関わらない、孤独に生きる、と言った意味ではなく、「結婚や出産、転職、フリーランス、たくさんやってみたい趣味など、周りの目に捉われることなく自由に生きてみようかな」と思える勇気が出た、ということです。

 

本書の一番最後のページは、こんなシーンで締めくくられています。

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属さない勇気 著:堀江貴文

彼女がなぜ、このような清々しい笑顔で、「属さない勇気」という言葉を言えるようになったのか、それは本書の中で語られていることがすべてだと思います。

私はこの彼女の最後の表情を見て、なんだか涙が出そうになりました。

 

そして、私も今一度「やりたいことは片っ端からやってみる!」「嫌なことはやらないで、生きていける力を身につけよう!!」という指標にもなりました(*´ω`*)

私はもともと読書というものを全然しない人間で、すぐに集中力が切れて音楽を聴きだしたりしていましたが、堀江さんの本だけは本当に一気読みできる…( ;∀;)
それは、文字稼ぎをしているような部分が見受けられなかったり、読者の機嫌を伺いながら書いたような文章じゃないからです。

 

この本は、何度も何度もボロボロになるまで読み続けたい本に認定しました!!

きっと、登場人物である一般的な女性社会人の像が自分と似ていたからかもしれませんし、きっとこれは男性だったとしても私はかなり共感した内容だったと思います。

人生で迷ったとき、何かに・どこかに属さない自分に自信がなくなってしまったとき、この本を手に届く場所に置いておくことができることを幸せに思います。

 

次の記事で述べようと思いますが、私は決してホリエモン信者ではありません!!!(笑)

堀江さんの考えは尊敬するし、大好きだけど、でも宗教のように盲信したいものというわけではなく、ただただ道しるべになってくれる存在、といった感じでしょうか。
ですから、もし道しるべがほしい・今の現状や今後の将来に自信がない、という私と似た状態の方には、一度読んでほしい「属さない勇気」についてお話しました!

 

では、閲覧ありがとうございました!